支配の強化
前回は意気投合してしまった社長とコンサルの話でしたが今回は一等地に新店舗を構えるまでの狂気のお話です。
元々、社長は本社の他にもう一店舗一等地に作るのを構想していました。
そこに今回のコロナ禍で得た軍資金で某一等地へ作ろうとしますがいきなり難航します。
社長は疑り深くとても失礼な事を平然と言うタイプの人間で
テナントを貸してくれる予定であった某鉄道会社経営のビルのオーナーを怒らせて白紙にしたりしまして日に日にストレスが溜まり行き
そのストレスの矛先は本社勤務の女性スタッフに向けられていきます。
(基本、本社は女性の患者さんをターゲットにしているためスタッフも女性が集められておりなんだかんだ体の大きい社長に暴力で対抗出きる人間が居ないためパワハラしやすい環境であります。)
そこで社長の代わりにコンサルが高級マンションが多く集まる場所へテナントの契約をし徐々に社長の信頼を得ていきます。
社長はなんとここで新店舗のコンサルを全て任すために自分のキャッシュカードを渡してしまいます。
権力を握ってはいけないタイプの人間に権力が渡った時ですね。
コンサルはこのキャッシュカードを使い
自身や本社のスタッフの食事(高級レストラン)に使うようになります。
もちろん経費で
そして、食事の場で親交を深め皆とラインを交換します。
しかし世の中美味しい話だけではない
まずスタッフ同士で結託しないように離反工作としてスタッフの誰々が悪口を言ってたよみたいなメッセージを個別にローテーションしながら四六時中送るようになります。
あるいは社長から経営の権利を簒奪しよう等とはかりごとを送ったりと化けの皮が剥がれて行きました。
(社長も結構同じことをします。
例えば誰々が君の事を無能だと言ってたよみたいな感じの事を)
第二の社長が現れた訳ですね!
これが大体8月から9月序盤のお話です。
そして大体9月の半ばぐらいに自分の気に入った3店舗を自分色に染めて改装リニューアルオープンすることにしました。
とくに改装する必要性があるかと言われたら正直ありませんが
そのコンサルは元々、絵を描いていましたが
その絵を飾るため内装を綺麗にし自分が好きな植物を大量に置くために改装をしました。
あとは大量の茶菓子と茶葉ですね
ここは接骨院なのですが、カッフェにしたかったのでしょうかね。
同時進行で一等地もどんどん内装、外装が整いつつありました。
オープンまでもう一息!
大体4店舗の内外装で500万ぐらい飛んで居るのではないでしょうか。
借りたお金も残りわずかになりましたね。
こうして激動の9月が過ぎていきます。
次は社長とコンサルに板挟みにされる本社のスタッフのお話です。