コンサルに会社を食い潰された(笑)

新宿の炊き出し行きます!

序章

皆様ごきげんよう
コロナウイルスによる不景気が始まり早一年経とうとしております。
一刻も早くコロナ禍の終息を心より願います。
皆様も手洗いうがい、人の混み合う場所は避ける等の対策をしっかりと行うようお願いします。

さて私は今の会社へ勤めて今年で7年目となります。
この会社と言うのが東京にいくつかの店舗を持つグループ系の接骨院で社長が正直言いますと猜疑心の塊でロクでも無いのですがかなりの放任主義
鍼や灸、柔整の資格を持っていれば1、2週間後には現場に立ってこき使われる感じでしたね。
ほぼほぼ研修なんてありませんので取り敢えず社長がいなければ自分の好きな技を使ってお金が貰えるので社員は社員で無法地帯でしたね
ただ社長と言う共通の敵が居ましたので団結力は強かったです。
おまけに広告に力をものすごく入れてましたので新しい患者さんはどんどん来ます。
なんだかんだ個人的には心地のよい所でした。

昨年の3月を目処に今の接骨院を退職して別の医療の現場に携わろうと考えていたところに
今回のコロナウイルスにより都内や人口比率の多い地域ではとても深刻なダメージを受けました。
私の院でも売上が4割減、本院だと5割減といった所でした。(3月時点)
さらに4月から酷しくなり緊急事態宣言が発表されますともはや6割減まで落ちました。
もはやここまで来ると院としては形を保つのも難しいラインですね。
しかし、給料が変わらず入ってくるのでコロナ禍が収まるまでは今の会社へぶら下がる事に決めました。

大体6月ぐらいですね、国から企業へ無利子無担保でお金を融資するような政策が始まった頃
うちの会社は元々税金対策(笑)でいくつかのダミーの子会社が有ったのでそれを利用して沢山融資して貰ったみたく社長の機嫌がものすごく良かったと事務の方が語っておりました。
しかし、あくまでもお国から借りたお金
返さなければなりません。

手元の沢山のお金で感覚が鈍った社長にある人物がすり寄ってきます。
そう、今回の元凶でコンサルのオバンです。
彼女に関わった者に不幸が降り注いで行きます。

次回はそのオバンにそそのかされて社長がより狂気の淵へ沈み行くお話です。